OGKの仕事/とどける海外事業部

グローバルな視点で世界を拓く
海外事業部は、貿易実務から現地での販売拡大、そして海外向けの商品企画まで、海外展開に関わる業務を一貫して担う部署です。国や文化の壁を越え、現地のニーズに寄り添いながら、当社の製品を世界中に届けています。常に新しいことに興味を持ち、変化を楽しみながらチャレンジできる方、そして多様な価値観を尊重し、協調性を持って事業を推進できる方にとって、世界を舞台に大きなやりがいと成長を実感できる環境です。
主な仕事内容

貿易実務全般
日本と海外間の輸出入業務全般を担っています。海外のお客様との取引における手続きや、製品のデリバリー対応など、貿易に関わる一切の業務を担当。海外からの注文は、社内の製造部門や他部署と連携し、製品が確実にお客様の手元に届くよう調整を行います。
また、中国やオランダにある海外法人との窓口として、グループ会社間の輸出入業務も担当する、まさに国際貿易のパイプ役です。

海外市場における販売拡大
アジアを中心とした海外市場での販売拡大を目指します。現地のディストリビューターと協力し、各国に合わせたマーケティング戦略やプロモーション企画を立案。文化や習慣の異なる現地市場の特性を深く理解し、販売パートナーと共に、どのように販路を広げ、売上を伸ばしていくかを戦略的に考え、実行します。品質面での調整や、現地が抱える課題解決にも取り組み、日本と現地をつなぐ架け橋として活躍します。

海外向けの商品企画
日本の製品をそのまま海外で販売するだけでなく、現地のニーズに合わせた海外向けの商品企画にも携わります。現地でのマーケティング調査に基づき、文化や習慣の違いを考慮した商品コンセプトを立案。商品開発部や顧客開発部など、社内の各部門と密に連携しながら、世界中の顧客に喜ばれる製品を生み出すための企画を推進しています。
成長ステップ
【1年目】土台を築くステップ
入社後は、OJTを中心に貿易実務に注力し、輸出入に関する業務や手続き、デリバリー対応の基礎を習得します。日本と海外をつなぐ貿易業務の全体像を理解し、円滑な国際取引を支える土台を築く重要な期間です。
【2〜3年目】担当地域での販売拡大に携わるステップ
貿易実務を引き続き担当しながら、担当地域(中国や東南アジアなど)を割り当てられ、現地の販売拡大業務にも徐々に関わっていきます。現地のディストリビューターと連携し、各国の市場特性に応じた販売戦略やプロモーションを学び、実行していく段階です。また、後輩が入社した際にはバディとして指導役を担うこともあり、早ければこの時期から後輩指導に携わることもあります。
【4〜5年目】独り立ちするステップ
この時期には、担当する各地域において、貿易実務から拡販業務までをひとりで完遂できるようになります。主任クラスをイメージし、自身の裁量で業務を進める独り立ちのフェーズです。培ってきた知識と経験を活かし、現地のパートナーと直接連携しながら、事業をけん引する手応えを感じられます。
【∞年目】海外事業部をリードし、あらたな市場を開拓するステップ
担当地域に留まらず、アジア全体や特定の広範囲なエリアを管理するなど、より全体を俯瞰する役割を担います。拡販やマーケティング戦略の立案に加え、海外向けの商品企画から商品化、そして実売につなげるまでを推進します。さらに、中国、韓国、台湾といった既存の市場だけでなく、タイやベトナムなど、あらたな可能性のある国を自ら発掘し、商機を切り開くなど、グローバルな事業成長をけん引する存在として活躍します。
教育・研修制度
社会人基礎研修
入社後はまず、ビジネスマナーの基本から学ぶ「社会人基礎研修」を受けていただきます。挨拶や名刺交換の仕方など、社会人として必要不可欠な基礎知識を習得します。
製造部での現場研修
1か月程度の製造部での現場研修を通して、自社製品がどのようにつくられているかを学びます。製品知識を深めるとともに、製造プロセスを理解することで、その後の貿易実務や海外向け商品企画に活かせる視点を養います。
OJT
現場研修後、3か月~半年ほどは、OJTを通して、輸出入業務や手続き、デリバリー対応など、貿易実務の基礎を習得します。先輩社員から指導を受けながら、実践を通して貿易業務の流れを理解していきます。
外部セミナー
OJTと並行して、貿易実務に関する知識を深めるため、外部セミナーに参加します。基礎編、中級編、上級編とレベルに合わせたセミナーを受講することで、貿易実務の専門性を高めます。セミナー費用は会社負担で、勤務時間内に受講可能です。
人材育成塾
海外ビジネスの基礎から実践的なスキルまでを身につけるために、入社後は「ジェトロ人材育成塾」を受講してもらっています。実際の課題をもとに、「海外市場にどう展開するか」といった販売戦略やマーケティングを学ぶ内容で、実践に近い形式の研修です。約2〜3か月にわたり、毎週課題に取り組みながら進行します。内容には初級・上級といったレベルがあり、初級は1〜2年目に、上級はさらに知識や経験を積んだ数年後に受講するケースが多いです。
こんな人が活躍中
何にでも興味関心を持ち、チャレンジ精神旺盛な人
新しい国の開拓や新商品の開発には、何事にも興味や関心を持つ好奇心旺盛な姿勢と、チャレンジ精神が欠かせません。常にアンテナを張り、「どうすれば実現できるか」を考えながら前向きに挑戦できる人が、この部署で活躍しています。
多様な価値観を受け入れ、広い視野で行動できる人
国際取引や商品企画、現地販売戦略など、関わる相手や情報が多岐にわたる海外事業部では、相手の立場や背景を尊重しながら物事を進める共感力がとても重要です。自分の考えに固執せず、まずは相手の意見に耳を傾けられる姿勢が信頼関係の構築につながります。また、サステナビリティや将来を見据えた視点を持ち、国や世代を超えて社会に貢献していきたいという意識も、この部署では大きな力になります。